令和7年度第11回衛生委員会を開催しました
アンガーマネジメントについて
令和7年度第8回衛生委員会を2月25日に開催しました。今回は、「アンガーマネジメント」をテーマに学びました。
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、もともとは1970年代にアメリカで犯罪者の矯正プログラムとして生まれた心理教育です。現在はビジネスや教育、家庭など幅広い場面において、怒りの感情と上手に付き合い、**「怒りを知り、コントロールする技術」**として広く使われています。怒りをなくすことが目的ではなく、怒る必要のあることには上手に怒り、怒る必要のないことには怒らずに済むようにする、というのが本来の考え方です。
アンガーマネジメントを高めるための5つのポイント
アンガーマネジメントは生まれ持った気質ではなく、日々の意識やトレーニングによって後天的に身につけることが可能です。委員会では、具体的に以下の5つのポイントを学びました。
- 怒りのメカニズムを理解する 怒りは「第二次感情」と呼ばれ、その裏には不安・悲しみ・疲労といった「第一次感情」が隠れています。「自分は今、本当は何を感じているのか」を見つめ直すことが、怒りに振り回されないための第一歩となります。
- 6秒間、反応を先延ばしにする 怒りのピークは長くても6秒程度と言われています。カッとした瞬間にすぐ言葉や行動に移さず、一度深呼吸をして間を置きます。この「6秒ルール」を意識するだけで、衝動的な言動を大きく減らすことができます。
- 「べき」を手放し、価値観の違いを受け入れる 「~するべき」「~であるべき」という自分の中の理想やルールが裏切られたとき、人は怒りを感じます。「そういう考え方もある」「人それぞれ違って当然だ」と、自分の価値観を絶対視しない柔軟さを持つことが、怒りの発生自体を減らします。
- 変えられることと変えられないことを仕分ける 過去の出来事や他人の性格など、自分の力では変えられないものに怒りをぶつけても状況は好転しません。「今、自分が変えられることは何か」に意識を向け、そこにエネルギーを使うことが、建設的な解決へとつながります。
- 心身の健康基盤を整える アンガーマネジメントの土台は、健康な体にあります。十分な睡眠や適度な運動、バランスの良い食事に加え、体調不良やストレスの蓄積が怒りの沸点を下げることを正しく理解し、日頃から自分の心身の状態に気を配ることが、感情の安定を維持するための強固な土台となります。
最後に
アンガーマネジメントは、日々のトレーニングと考え方の工夫で鍛えることができるスキルです。自分自身と大切な人を守るための正しい知識を身につけ、怒りに振り回されず、どんな状況下でも冷静に対応できるようにしましょう。